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Claude Code 最新情報まとめ(2026-05-04)— Vim ビジュアルモード・No-flicker TUI・企業向け managed-settings・Web 再設計

5月1日・2日と連続でまとめてきたので、今日は見落としがちな UX 改善と企業向け設定まわりを中心に整理する。Vim ビジュアルモード・No-flicker TUI・managed-settings.d/・Web 再設計・Windows ネイティブ対応の5本が柱。


1. Vim ビジュアルモード — v で選択、そのまま操作(v2.1.118)

リリース日:2026年4月22〜24日

Claude Code の Vim モードにビジュアル選択が来た。

v   → キャラクター単位のビジュアルモード
V   → 行単位のビジュアルモード

選択状態に入ったあとは通常の Vim オペレータがそのまま使える:

操作動作
d選択範囲を削除
yヤンク(コピー)
c切り取って挿入モードへ
> / <インデント増減

以前は「カーソル移動してから 1文字ずつ削除」か「コマンドラインで範囲を指定する」しかなかったので、長いプロンプトを編集するときの体験が大幅に上がった。

Vim モードの有効化

/config Editor mode vim

または ~/.claude/settings.json に直接書く:

{
  "editorMode": "vim"
}

2. No-flicker フルスクリーン TUI — ちらつきなしの快適ターミナル(v2.1.110)

VS Code・Cursor のターミナルパネルでフルスクリーン表示するとスクロールがガタついていた問題が解消された。

有効化の方法

/tui fullscreen   # コマンドから
# または
export CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1

変わること

tmux や screen の中で使っている場合も効果あり。Warp などの「独自レンダラー搭載ターミナル」では効果が出ないケースもあるが、標準的な xterm 互換ターミナルであれば有効。


3. managed-settings.d/ — ポリシーをファイル単位で分割管理(エンタープライズ向け)

従来の課題

チームや企業で Claude Code を配布する場合、managed-settings.json 1ファイルに全ポリシーを詰め込む必要があり、複数チームで共通設定・チーム固有設定を混在させると管理が煩雑だった。

新しいドロップインディレクトリ

/etc/claude-code/managed-settings.d/
├── 00-base.json          # 全社共通ポリシー
├── 10-security.json      # セキュリティチーム
└── 50-team-frontend.json # フロントエンドチーム固有

番号プレフィックスで読み込み順を制御。同じキーが複数ファイルに存在する場合は後から読んだファイルが優先される。

WSL で Windows 側の設定を継承

{
  "wslInheritsWindowsSettings": true
}

Windows の managed-settings.json に上記を入れると、WSL 側の Claude Code が Windows 側の管理設定を自動的に引き継ぐ。Windows → WSL の設定管理を一元化したい IT 管理者向けに便利。

セキュリティ修正も同時に入った


4. Claude Code Web 再設計 — セッションサイドバー+カスタムテーマ(v2.1.86 系)

発表:2026年4月22日(Week 17)

Web 版(Claude Desktop および claude.ai/code)の UI が刷新された。

セッションサイドバー

カスタムプラグインテーマ

スキル(.md ファイル)のフロントマターに theme キーを追加するとコマンドパレットや UI のアクセントカラーを変えられるようになった。チームごとのスキルに色を割り当てると視覚的に区別しやすい。

---
name: my-deploy-skill
theme: "#4ade80"
---

5. Windows ネイティブ対応強化 — Git Bash 不要に(v2.1.108〜112)

これまでの状況

Windows で Claude Code を使うには Git for Windows(Git Bash)が必要だった。Bash コマンドが動かないと多くの機能が制限されていたため、Windows ユーザーの体験が Linux / macOS より劣っていた。

変わったこと

Git Bash が見つからない場合、PowerShell を自動的にプライマリシェルとして使用するようになった。

# PowerShell 固有の注意点
# - バックスラッシュ区切りのパス対応改善
# - ダンジャラスコマンド検出を PowerShell 構文に対応
# - マルウェア評価のリマインダーを追加(Windows Defender との共存)

claude auth login も WSL2・SSH・コンテナ環境で動くよう改善。ブラウザコールバックが localhost に届かない場合は、ターミナルに OAuth コードを貼り付けて認証できる。

Windows ユーザー向けの推奨設定

# Git for Windows なしで使う場合
# PowerShell ツールが自動有効化される
# settings.json では不要

# WSL2 と Windows を併用する場合
# → Windows 側の managed-settings.json に
#    "wslInheritsWindowsSettings": true を追加

6. Claude Security(パブリックベータ)— リポジトリの脆弱性スキャン

発表:2026年5月初頭(パブリックベータ)

Claude Code のサブシステムとして「Claude Security」がパブリックベータに移行した。

できること

ターゲット

主に小〜中規模チーム向け。大手企業が導入している専門的な SAST ツールの代替ではなく、「セキュリティ専任がいないチームでも手軽にリスクを把握できる」ポジション。

利用は Claude Code の Max / Enterprise プランから。詳細はまだ公開情報が少なく、ベータ参加者向けのドキュメントが整い次第追記する予定。


まとめ

機能要点
Vim ビジュアルモードv / V で選択 → 通常のオペレータが使える
No-flicker TUICLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 でちらつき解消
managed-settings.d/JSON ファイル分割でポリシー管理を柔軟に
WSL 設定継承wslInheritsWindowsSettings で Windows→WSL を一元管理
Web セッションサイドバーPR マージ後の自動アーカイブ、ドラッグ&ドロップ
カスタムプラグインテーマスキルに色を割り当てて視覚区別
Windows PowerShellGit Bash なしで動作、WSL2 認証も改善
Claude Security βリポジトリ脆弱性スキャン+パッチ提案

ここ数日の変更は「大きな新機能」より「使い心地の改善」が中心。Vim 使いには待望のビジュアルモード、エンタープライズ向けには managed-settings.d/ が特に実用的なアップデートだと思う。


参考ソース:


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