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Claude Code 最新情報まとめ(2026-04-02)— v2.1.90・/powerup・3月の全アップデート振り返り

今日(4/2)は v2.1.90 のリリース内容と、3月を通じた Claude Code の変化を整理する。先週から続くリーク騒動(ソースコード流出Mythos モデル)の喧騒をよそに、プロダクトとしての機能追加は止まっていない。


1. v2.1.90 リリース(2026-04-01)

GitHub Release v2.1.90 · anthropics/claude-code

/powerup — ターミナル内インタラクティブチュートリアル

/powerup と入力すると、アニメーション付きのチュートリアルがターミナル内で起動する。Claude Code の機能を順番に体験しながら学べる仕組みで、チームへの展開・オンボーディングに使いやすい。

# ターミナルで実行するだけ
/powerup

既存ユーザーでも「自分が知らない機能がある」と気づけるので、一度は流しておくと良い。

Auto モードが「明示的な境界」を尊重するよう改善

Auto モード(承認チェックポイントを減らして自律実行するモード)が、以下のような明示的な制限を正しく扱うようになった:

CLAUDE.md や会話の中で設定した境界が、Auto モード中でも無視されず適用される。「自律実行させたいが、本番デプロイだけは手動で」というユースケースで安心感が増した。

レート制限ダイアログの無限ループ修正

レート制限に引っかかると確認ダイアログが無限ループしてセッションがクラッシュするバグが修正された。長時間タスクを走らせているときに遭遇しやすい問題だったので、修正は助かる。


2. 3月の Claude Code — 23バージョン・怒涛のアップデート振り返り

TechCrunch の記事 “Anthropic is having a month”(2026-03-31)によると、Anthropic は3月だけで Claude Code を 23バージョンリリースした。1月以降の平均は 12.5日に1回のメジャーアップデートというペース。

3月の主要機能追加まとめ

Builder.io の “Every Claude Code Update From March 2026” も参考に、3月の変化を整理する。

機能リリース時期概要
Computer Use(Mac デスクトップ操作)3月下旬API なしにアプリを直接操作。Pro/Max 向けリサーチプレビュー
/loop(cron スケジュールタスク)3月上旬バックグラウンドで定期実行。最大50並列・3日で自動期限切れ
Agent Teams(マルチエージェント協調)2月導入・3月拡充複数セッションが独立コンテキストで並列作業
HTTP フック3月下旬シェルの代わりに URL へ JSON を POST して結果を受信
Windows PowerShell ツール3月26日オプトインプレビューで Windows 環境の第一歩
Auto モード3月承認チェックポイントを減らして自律実行
努力レベル簡略化(low/medium/high)3月max 廃止、low/medium/high に統一
--bare フラグ3月スクリプト向け -p 呼び出し用の最小出力モード
--console フラグ3月Anthropic Console 認証でサインイン
MCP Tool Search(遅延ロード)3月MCP ツールを必要時だけロードしコンテキストを最大95%削減

実務での使いどころ: HTTP フックが地味に便利

3月追加の中で特に実務に効くのが HTTP フック。

// .claude/settings.json
{
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Bash",
        "url": "https://your-server.com/claude-hook",
        "method": "POST"
      }
    ]
  }
}

Slack 通知・ログ記録・承認フローの起動など、サーバーサイドで処理したい操作をシェルコマンド不要で実行できる。CI 環境でシェルスクリプトを管理しなくて済むのは運用コスト削減になる。

/loop の使い方(実例)

# 毎朝9時に Slack へ日報サマリーを送る
/loop 0 9 * * 1-5 "git log --since='yesterday' --oneline | claude -p 'これをSlackの日報形式にまとめて送って'"

# PR の CI 状態を15分おきにチェック
/loop */15 * * * * "gh pr checks --watch && claude -p '失敗したCIがあれば要因を調べてSlackに通知して'"

セッションあたり最大50タスクを並行実行でき、3日後に自動で期限切れになる(ゾンビタスク対策)。


3. MCP Tool Search — コンテキスト95%削減の仕組み

My Claude Code Setup: MCP, Hooks, Skills(2026年・個人ブログ)

複数の MCP サーバーを同時に接続すると、全ツールの定義がコンテキストに読み込まれて一気に消費される問題があった。MCP Tool Search(遅延ロード)を有効にすると、ツール定義を必要になるまで読み込まない。

有効化方法は設定ファイルに1行追加するだけ:

// .claude/settings.json
{
  "env": {
    "ENABLE_TOOL_SEARCH": "true"
  }
}

10個以上の MCP サーバーを使っているなら効果が大きい。コンテキスト節約 → 長いセッションでも品質が落ちにくくなる。


今日のまとめ

トピック状態概要
v2.1.90✅ 正式リリース/powerup・Auto モード境界改善・レート制限ループ修正
3月の全アップデート✅ 振り返り23バージョン・Computer Use・/loop・HTTP フックなど
MCP Tool Search✅ 利用可能コンテキスト最大95%削減

3月は機能追加の量だけでなく、Auto モードや Agent Teams のような「Claude Code をどこまで自律化するか」という設計思想にも大きな変化があった月だった。/powerup で今の機能を一通り確認して、CLAUDE.md と Hooks の見直しをするのが今週のベストアクション。

参考ソース:


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