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Claude Code 最新情報まとめ(2026-05-10)— /recap・PostToolUse全対応・MCP alwaysLoad・CLI改善

Code with Claude SF(5/6)の発表ラッシュが一段落した週末、地味だが日常的に使えるアップデートがいくつか積み重なってきた。特に /recap はコミュニティで「なぜ誰も話してないんだ」と騒がれ始めているので、まだ知らない人はすぐ試してほしい。


1. /recap — セッションに戻ったら即コンテキスト復元

これは何か

ターミナルから 3 分以上離れて戻ってきたとき、Claude Code がバックグラウンドで作成しておいたセッション要約を自動表示する機能。v2.1.108 で静かに入ったが、コミュニティが使い始めて今週ようやく話題になっている。

「2時間後に戻ってきたら、どこまでやったか全部わかる」— X(Twitter) より

動作の仕組み

# 手動でいつでも呼び出せる
/recap

# 設定から無効化
/config "Session recap" をオフ

# 環境変数でも制御可能
export CLAUDE_CODE_ENABLE_AWAY_SUMMARY=0

非インタラクティブモード(--print や CI)では自動的にスキップされるので、スクリプト用途には影響しない。

参考: Session recap in Claude Code | wmedia.es


2. PostToolUse フックが全ツールで updatedToolOutput に対応

変更内容

これまで hookSpecificOutput.updatedToolOutput は MCP ツールにのみ使えたが、Bash・Read・Edit などビルトインツール全般に拡張された。

// .claude/settings.json の hooks セクション
{
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Bash",
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "python3 /path/to/sanitize_output.py",
            "hookSpecificOutput": {
              "updatedToolOutput": true
            }
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

何に使えるか

ユースケース説明
出力サニタイズ機密情報(APIキー、パスワード)が Bash 出力に含まれていたらマスク
コンテキスト節約長大なツール出力を圧縮してトークン消費を抑える
フォーマット変換JSON/XML 出力を Claude が読みやすいテキストに整形

注意: updatedToolOutput を使うフックは「スキーマ不変条件を維持する責任」がある(MCP 版と同様)。ツールが返すべき構造を壊さないよう注意。

参考: Automate workflows with hooks - Claude Code Docs


3. MCP: alwaysLoad オプションと起動エラー自動リトライ

alwaysLoad: true でツールを常時ロード

MCP サーバー設定に alwaysLoad オプションが追加。true にすると、そのサーバーのツールがツールサーチの遅延なしで常に利用可能になる。

// .claude/settings.json
{
  "mcpServers": {
    "my-internal-tools": {
      "command": "npx",
      "args": ["@my-org/internal-mcp"],
      "alwaysLoad": true
    }
  }
}

よく使う社内ツールや必須の MCP サーバーに設定しておくと、Claude がツールを「探す」ターンが不要になってレスポンスが速くなる。

起動エラー時の自動リトライ(3 回)

MCP サーバーが起動時に一時的なエラー(ポート競合、ネットワーク瞬断など)で失敗した場合、これまでは手動で再接続が必要だった。今後は自動で最大 3 回リトライする。

参考: Claude Code Changelog - claudefa.st


4. CLI 改善まとめ:project purge・/model ピッカー・Windows 対応

claude project purge — プロジェクト状態の完全削除

# プロジェクトの全 Claude Code 状態を削除
claude project purge /path/to/project

# 実際に何が削除されるかを事前確認
claude project purge /path/to/project --dry-run

# 確認なしで実行
claude project purge /path/to/project -y

# 対話的に選択
claude project purge /path/to/project --interactive

# 全プロジェクトを対象に
claude project purge --all

削除対象:トランスクリプト、タスク、ファイル履歴、設定エントリ。リポジトリをリセットしたいとき、あるいは Claude に「余計な記憶」を持たせたくないプロジェクトで使える。

/model ピッカーがゲートウェイのモデルも列挙

ANTHROPIC_BASE_URL を Anthropic 互換ゲートウェイに向けている場合、/model 選択画面がそのゲートウェイの /v1/models エンドポイントからモデル一覧を取得して表示するようになった。社内プロキシ経由で独自モデルを使っているチームに朗報。

Windows が Git Bash なしで動作

これまで Windows 環境では Git Bash が事実上必須だったが、Git Bash なしでも Claude Code が起動できるようになった。PowerShell や cmd から直接実行可能。

/resume に PR URL を貼り付けで対応セッション検索

/resume https://github.com/org/repo/pull/1234

PR URL を /resume にそのまま渡すと、その PR を作成したセッションを自動で特定して再開できる。「あのPRを作った時のセッション、どこだっけ」問題が解消。

参考: Claude Code Updates - Releasebot


5. /skills にサーチボックスが追加

スキルが増えてきた(特に社内で自作スキルを大量に登録している場合)、スクロールで探すのが大変だった。今後は /skills を開くとテキストでフィルタ検索できるようになった。

/skills          → 一覧表示
/skills security → "security" を含むスキルだけ表示

参考: Best Claude Code Skills to Try in 2026 | Firecrawl


今週のまとめ

トピックポイント
/recap離席後に自動でセッション要約、3分以上離れたら即表示
PostToolUse 全対応Bash など全ビルトインで updatedToolOutput が使える
MCP alwaysLoad常用 MCP ツールを常時ロード、ツールサーチ不要に
MCP 自動リトライ起動エラー時に最大 3 回自動リトライ
claude project purgeプロジェクト状態の完全削除(--dry-run あり)
/model ゲートウェイ対応社内 Anthropic 互換ゲートウェイのモデルも列挙
Windows Git Bash 不要PowerShell/cmd から直接起動可能
/skills 検索スキル一覧をテキストフィルタで絞り込み

次の大きなイベントは Code with Claude London(5/19)。東京は 6/10


Sources:


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