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Claude Code 最新情報まとめ(2026-04-25)— v2.1.120 リグレッション騒動・/ultrareview 正式公開

本日(4/25)は v2.1.120 のリグレッション問題が大きな話題になっている。あわせて前日に正式公開された /ultrareview や、Ultraplan・/config 設定永続化など「まだ紹介しきれていなかった新機能」もまとめてお届けする。


1. v2.1.120 で 8 件のリグレッション — 自動ダウングレードで v2.1.119 に戻る

4/24 に公開された v2.1.120 が、リリース直後から大量のバグ報告を受けた。GitHub Issue トラッカーには 24 時間以内に 30 件以上のリグレッション報告が集中し、Anthropic は自動アップデートを v2.1.119 に差し戻すという異例の対応をとった。

主なリグレッション一覧

症状概要
--resume / --continue クラッシュ"g9H is not a function" JS エラーで即終了
--continue + sandbox=false で誤エラーsandbox required but unavailable が出てセッション再開不可
サイレントモデルスワップ指定したモデルが黙って切り替わるケースが報告
UI 重複バグの再発以前修正済みのチャット表示が崩れる問題が復活
WSL2 で /mcp がフリーズMCP パネルを開くと応答なしになる
CLAUDE.md が無視されるルートの CLAUDE.md が読み込まれないケース
sandbox.excludedCommands が効かない設定した除外コマンドがサンドボックスを素通りする
macOS でワークツリーがハングgit worktree 操作中に無応答になる

ロールバック方法

# 自動アップデートが v2.1.119 に戻してくれるが、手動でも可
claude install 2.1.119

# --resume クラッシュの暫定回避策
# CLIフラグではなく REPL 内の /resume を使う
claude --new
/resume

補足: v2.1.119 時点でも /context の過大表示バグ(Opus 4.7 の 1M トークンを正しく計算しない)が修正済みなので、v2.1.119 に戻っても機能的には問題なし。


2. /ultrareview — クラウド上のエージェント艦隊がコードをレビュー

4/22 に正式公開された /ultrareview。PR やブランチを渡すと、クラウド上で複数のレビューエージェントが並列でコードを解析してくれる機能。

仕組み

/ultrareview          # 現在ブランチ全体をレビュー
/ultrareview <PR番号> # GitHub の特定 PR をレビュー

4 フェーズで動作する:

  1. Setup(約 90 秒) — リモートインフラ確保、5 エージェントを起動
  2. Explore — 各エージェントが独立してコードを探索(ロジック・エッジケース・セキュリティ・パフォーマンスなど担当を分担)
  3. Consolidate — 発見事項を統合してレポート生成
  4. Results — 差分・ファイル別に優先度付きでフィードバック

現時点の制限

ユースケース

マージ前の最終確認、セキュリティ観点の洗い出し、大型リファクタ後の回帰チェックなど、「自分だけだと見落としそう」な場面に強い。


3. Ultraplan — クラウドで設計、ターミナルは解放されたまま

リサーチプレビューで公開中の Ultraplan/ultraplan)は、計画フェーズをクラウドに移してブラウザで設計レビューしながらターミナルは別作業に使えるという機能。

/ultraplan   # 現在の作業を元に計画をクラウドへ送信

ブラウザの専用 UI が開き、

といった操作でプランを編集し、承認後にリモート実行またはローカルに pull して実行する。

要件: v2.1.101 以降、GitHub ホステッドリポジトリ、Pro または Max プラン。


4. /config — 設定が ~/.claude/settings.json に自動永続化

v2.1.119 で導入されていた変更だが改めて整理。/config で変更したテーマ・エディタモード・verbose フラグなどがセッションを超えて永続化されるようになった。

/config theme dark        # ダークテーマに変更 → 次回起動時も維持
/config editor vim        # vim モード(旧 /vim コマンドを統合)
/config verbose true      # 詳細ログを常時 ON

設定ファイルの場所と優先順位:

プロジェクト .claude/settings.json
  > ローカル .claude/settings.local.json
  > ユーザー ~/.claude/settings.json   ← /config の書き込み先
  > ポリシー(管理者設定)

5. Claude Code の品質低下問題 — Anthropic が原因を公表

先週から「Claude Code の回答が以前より雑になった」という報告が増えていたが、Anthropic が原因を公表した。

原因: Claude を動かす「ハーネス(Claude Code が Claude 自身へ渡すシステムプロンプト)」と操作指示の変更が、意図せず推論品質を下げていた。

直近の v2.1.119/v2.1.120 でいくつかの修正が入っているが、引き続き改善中とのこと。「Claude Code の出力が以前と違う」と感じていた場合はこれが原因の可能性がある。


今日のまとめ

トピック内容
v2.1.120 リグレッション8 件のバグで即ロールバック。--resume/resume で回避
/ultrareviewクラウドで 5 エージェント並列レビュー。Pro/Max は 3 回無料(〜5/5)
Ultraplan計画をクラウドへ委譲、ブラウザでレビューしてターミナルを解放
/config 永続化テーマ・エディタ設定が sessions をまたいで保持される
品質低下の原因ハーネス変更が原因と判明、修正中

v2.1.120 の騒動は「変更が多すぎてテストが追いつかなかった」典型例。しばらくは安定版にとどまるか、/ultrareview で自分の変更を先にチェックする習慣がますます重要になりそう。


参考ソース:


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