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Claude Code 最新情報まとめ(2026-04-08)— v2.1.97・フォーカスビュー・サブエージェント数表示・Cedar ハイライト

4/8 に v2.1.96 と v2.1.97 の 2 本立てでリリースが来た。v2.1.96 は Bedrock の認証エラー修正のみのホットフィックスだが、v2.1.97 は UI 改善・ステータスライン拡張・セキュリティ修正と盛り沢山。順番に見ていく。


1. フォーカスビュー切り替え Ctrl+O(NO_FLICKER モード)

対象:CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 を設定しているユーザー

NO_FLICKER モードで動作中に Ctrl+O を押すことで、現在フォーカス中のコンポーネントだけを全画面表示する「フォーカスビュー」を切り替えられるようになった。

# NO_FLICKERモードを有効にする環境変数
export CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1

長いコードブロックや大量のツール実行ログが流れているとき、特定のペインを拡大して見たいケースで役立つ。ターミナルの画面が小さい環境(SSH 先・CI の出力確認など)でも読みやすくなる。


2. ステータスライン:refreshInterval 設定と workspace.git_worktree 追加

対象:カスタムステータスラインを設定しているユーザー

refreshInterval で自動更新

ステータスライン設定に refreshInterval(ミリ秒)を指定できるようになった。シェルコマンドを定期的に再実行して表示を更新する。

// settings.json のステータスライン設定例
{
  "statusLine": {
    "components": [
      {
        "command": "git branch --show-current",
        "refreshInterval": 5000
      }
    ]
  }
}

これまでは Claude Code のイベント(ファイル変更など)をトリガーにしか更新できなかったが、refreshInterval を設定しておけば定期的に現在時刻・外部 API の状態・ビルドステータスなどをポーリングして表示できる。

workspace.git_worktree が JSON 入力に追加

ステータスライン表示に使われる JSON 入力データに workspace.git_worktree フィールドが追加された。現在のワークツリーパスをステータスラインのコマンドスクリプト内で参照できる。

# statusline コマンド内でワークツリーを参照する例
echo "$CLAUDE_STATUS_JSON" | jq -r '.workspace.git_worktree'

複数のワークツリーを使い分けている場合に、どのワークツリーで作業中かをひと目で把握できる表示を作れる。


3. /agents でライブサブエージェント数を表示

/agents コマンドの表示に ● N running インジケーターが追加された。現在起動中のサブエージェントの数をリアルタイムで確認できる。

/agents

● 3 running
─────────────────────────
 agent-1  [Running] src/api/handler.ts を修正中...
 agent-2  [Running] テストを実行中...
 agent-3  [Running] package.json を確認中...

サブエージェントを大量に並列起動するワークフロー(大規模リファクタリング、複数ファイルへの変更など)で、進捗の把握がしやすくなる。これまでは /agents を叩いても何件動いているかがわかりにくかった。


4. Cedar ポリシーファイルの構文ハイライト

.cedar および .cedarpolicy 拡張子のファイルで構文ハイライトが効くようになった。

Cedar は AWS が開発したポリシー言語で、Amazon Verified Permissions などで使われている。Claude Code でインフラのアクセス制御ポリシーを管理しているチームに嬉しい追加。


5. バグ修正まとめ

--dangerously-skip-permissions のダウングレード問題

ファイル書き込みを承認したあとに --dangerously-skip-permissions フラグが内部でダウングレードされるバグを修正。自動化スクリプトで同フラグを使っていると、途中からパーミッションエラーが発生する可能性があった。

Bash ツールのパーミッションチェック修正

Bash ツール実行時のパーミッション検証ロジックに不正なケースが入り込んでいたバグを修正。

MCP HTTP/SSE のバッファリークを修正

MCP サーバーとの HTTP/SSE 通信でバッファがリークするメモリ問題を修正。長時間セッションや多くの MCP サーバーを同時接続する環境での安定性が向上。

プロトタイプチェーンに由来するパーミッションルール誤認識を修正

JavaScript のプロトタイププロパティ名(__proto__, constructor など)がパーミッションルールとして誤認識されるセキュリティ関連のバグを修正。カスタムパーミッション設定を持っているプロジェクトでは予期しない動作を防げる。

/resume ピッカーと diff 表示の修正

NO_FLICKER モードでの韓国語・日本語コピー文字化けを修正

NO_FLICKER モードで日本語・韓国語のテキストをコピーすると文字化けする問題を修正。日本語環境で NO_FLICKER を使っていた場合に恩恵がある。

Accept Edits モードの自動承認を改善

Accept Edits モード(--accept-edits)で、安全な環境変数の設定やプロセスラッパーコマンドを自動承認するように改善。不要な確認プロンプトが減り、自動化ワークフローがスムーズに進む。

マークダウンブロック引用のレンダリング改善

> で始まるブロック引用の表示が改善された。コードレビューコメントやドキュメント生成で引用を含む出力が見やすくなる。


6. ホットフィックス:Bedrock 403 エラー(v2.1.96)

AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCK または CLAUDE_CODE_SKIP_BEDROCK_AUTH を使って Bedrock 認証を設定しているケースで、v2.1.94 のリグレッションにより 403 Authorization header is missing エラーが発生していた。v2.1.96 で修正済み。

Bedrock 経由で Claude Code を運用しているチームは速やかにアップデートを。


アップデート方法

npm update -g @anthropic-ai/claude-code
# バージョン確認
claude --version
# → 2.1.97 になっていれば OK

今週(4/1〜4/8)リリース一覧

バージョン日付主な変更
v2.1.894/1defer フック・PermissionDenied フック追加
v2.1.904/1/powerup チュートリアル(18 レッスン)・SSE 線形時間処理
v2.1.914/2MCP 500K コンテキスト対応・プラグイン bin/ サポート
v2.1.924/4Bedrock セットアップウィザード・/cost 詳細表示
v2.1.944/7Bedrock Mantle・effort high デフォルト・CJK 修正
v2.1.964/8Bedrock 403 認証エラー修正(ホットフィックス)
v2.1.974/8フォーカスビュー・refreshInterval・サブエージェント数・Cedar ハイライト

1 週間で 7 リリースというペース。バグフィックスが多いが、UI と自動化まわりの改善も着実に積み上がっている。


参考ソース:


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