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Claude Code 最新情報まとめ(2026-05-19)— Agent View GA・プラグインマーケットプレイス強化・/radio コマンド

ここ数日のアップデートはコア機能の強化が目立つ。複数エージェントを束ねる Agent View、プラグイン管理が実用フェーズに入ったマーケットプレイス強化、そして気分転換に使える /radio コマンドまで——実務で即使えるものが揃ってきた。


1. Agent View — 複数セッションを1画面で管理(Research Preview)

5月11日に Research Preview として公開された claude agents コマンドが、複数の並列エージェントセッションを管理するための CLI ダッシュボードを提供する。

基本的な使い方

# Agent View を開く
claude agents

# バックグラウンドセッションを新規作成
claude agents --bg "テストスイートを全部直して"

# 特定ディレクトリのセッションのみ表示
claude agents --cwd ./my-project

画面上でセッションは「入力待ち」「実行中」「完了」のステータス別にグループ化される。Space でざっと状況確認(Peek)、Enter でセッションに入って会話できる。

自動 Worktree 分離

並列セッションが互いのファイル変更を踏み合わないよう、各バックグラウンドセッションは起動時に .claude/worktrees/ 配下の独立した git worktree に自動移行される。マージやプッシュが済んだらセッションを削除すれば worktree も消えてクリーンになる。

/resume で再接続

以前は対話セッションのみだった /resume が、バックグラウンドセッションにも対応。claude --bg や Agent View から起動したセッションが通常セッションと並んで表示されるようになった(bg バッジ付き)。

コスト注意

Agent View 自体は無料だが、バックグラウンドセッションも通常セッションと同じクォータを消費する。10 並列で動かせば消費速度は約 10 倍になるので、使い切りに注意。

参考:


2. プラグインマーケットプレイス強化 — 依存関係管理とコスト透明化

/plugin コマンドのマーケットプレイス機能が実務レベルに育ってきた。

依存関係の自動管理

プラグイン間の依存を強制管理するようになった。

# 依存しているプラグインがある場合は拒否 + ヒントが出る
claude plugin disable some-plugin
# → "plugin-a depends on some-plugin. Disable plugin-a first."

# 有効化時は transitive dependency を自動で force-enable
claude plugin enable complex-plugin

依存チェーンのヒントがコピペで使えるフォーマットで出るので、連鎖無効化も迷わない。

コンテキストコストのプレビュー

マーケットプレイスの閲覧ペインに「1ターンあたり・1呼び出しあたりのトークン推定量」が表示されるようになった。ヘビーなプラグインを入れる前にコストを把握できる。

URL・ZIP からのプラグインインストール

# URLから直接プラグインを取得(現セッション限定)
claude --plugin-url https://example.com/my-plugin.zip

# ローカルのZIPアーカイブを使う
claude --plugin-dir ./my-plugin.zip

--plugin-url は「マーケットプレイスに公開する前に試したい」「社内プラグインをアーティファクトストアで配布したい」場面で便利。現セッション限定なので永続インストールとは別管理になる。

スキルとプラグインのリアルタイムフィルタ

/skills および /plugin プロンプトで type-to-filter が使えるようになった。スキル数が増えてきた環境では探す手間が大幅に減る。

参考:


3. /radio — コーディング中にターミナルから lo-fi を流す

5月8日頃に話題になった /radio コマンド。Anthropic が運営する YouTube チャンネル「Claude FM」を開くもので、コーディング中の BGM として使える。

/radio

実装の背景として、プラグインマーケットプレイスがスラッシュコマンドを登録できる仕組みになったため、/radio はそのファーストパーティのデモを兼ねた形で追加された。「ギミックだ」「ターミナルにこれは要らない」という声もある一方、「Claude と一緒に仕事してる感が増す」という声も。

いずれにせよ、プラグインがコマンドを追加できるという事実が重要で、これを使えば社内ツールの起動やよく使うスクリプトの呼び出しを /mycommand として登録することもできる。

参考:


4. claude agents 新フラグ — バックグラウンドセッションを細かく制御

バックグラウンドセッションをより細かく設定できる新フラグが追加された。

claude agents \
  --add-dir ./extra-docs \       # セッションに追加ディレクトリを渡す
  --settings ./custom.json \     # 別の設定ファイルを指定
  --mcp-config ./mcp.json \      # MCP設定を上書き
  --plugin-dir ./my-plugin \     # セッション用プラグインを指定
  --permission-mode default \    # 権限モードを指定
  --model claude-opus-4-7 \      # 使うモデルを指定
  --effort high \                # effortレベルを設定
  "タスク内容をここに書く"

CI/CD パイプラインから複数のエージェントを設定違いで並列実行したい場合に便利。--dangerously-skip-permissions も追加されているが、名前のとおり確認プロンプトをスキップするので自動化環境専用。

claude project purge — プロジェクト状態を完全削除

claude project purge ./my-project

トランスクリプト・タスク・ファイル履歴・設定エントリを一括削除する新コマンド。プロジェクトを使い捨てにしたいケースや、センシティブなデータを確実に消したい場合に使う。

参考:


5. Claude Code Routines — クラウドで自動実行、端末を閉じても動く

4月14日に全有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)向けのリサーチプレビューとして公開された Routines が、5月になって利用が広がっている。

何ができるか

ルーティンは「プロンプト+リポジトリ+コネクタ」の保存設定で、Anthropic のクラウドインフラ上で動く。ローカルマシンもターミナルも不要。

トリガー種別用途例
スケジュール(cron)バグのトリアージ、ドキュメントの鮮度チェック、定期PR作成
API(HTTP)デプロイパイプラインや監視ツールから外部トリガー
GitHub イベントIssue 作成・PR 更新などのイベントで自動実行

重要な注意点

ルーティン実行中は承認プロンプトが一切出ない(permission-mode picker もなし)。「完全自律」で動くので、実行内容とリポジトリへのアクセス権限は事前に十分レビューすること。

参考:


今日のまとめ

トピック要点
Agent View (Research Preview)claude agents で複数セッションを管理、git worktree 自動分離
プラグインマーケットプレイス強化依存管理・コスト表示・URL/ZIP インストール・type-to-filter
/radio コマンドClaude FM lo-fi BGM。プラグインによるコマンド登録のデモでもある
claude agents 新フラグ—model / —settings / —mcp-config 等でバックグラウンドセッションを細粒度に制御
claude project purgeプロジェクト状態を一括削除する新コマンド
Routinesクラウドで動くスケジュール/API/GitHub イベントトリガー自動化

Agent View と Routines を組み合わせると「ローカルで並列管理しながら一部はクラウドに投げる」というハイブリッドな自動化が現実的になってきた。週間制限が +50% になった今こそ、並列実行を試す良いタイミングかもしれない。


Sources:


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