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Claude Code 最新情報まとめ(2026-05-18)— Agent SDK クレジット6月施行・全プランレートリセット・トークン節約術

今週は見逃せないポリシー変更が2つ続けて走った。「Agent SDK クレジット」(6月15日施行)と全プランのカウンター一括リセット(5月15日)だ。claude -p を CI/CD や GitHub Actions で動かしている人は必読。


1. Agent SDK クレジット — 6月15日から別バケツ制に移行

経緯

4月に Anthropic は OpenClaw など非公式のサードパーティエージェントに対して「サブスクリプション経由での利用を禁止」するポリシーを突然施行した。Discord や Telegram から Claude を操作する OpenClaw などが対象で、コミュニティに大きな反発が起きた。

5月13日、@ClaudeDevs が条件付きで利用を復活させると発表。その仕組みが「Agent SDK クレジット」だ。

何が変わるか

6月15日以降、Claude サブスクリプションの利用枠が 2 つのバケツに分離される。

バケツ対象
インタラクティブ利用枠(従来どおり)Claude.ai チャット、Claude Code(CLI/IDE/デスクトップ/Web)、Claude Cowork
Agent SDK クレジット(新設)Claude Agent SDK、claude -p(非インタラクティブ)、Claude Code GitHub Actions、OpenClaw などサードパーティ認証ツール

2 つのバケツは完全に独立。Agent SDK の利用でインタラクティブ枠が減ることはなく、逆も然り。

プランごとのクレジット額

プラン月額 Agent SDK クレジット
Pro$20
Max 5x$100
Max 20x$200
Team Standard$20 / シート
Team Premium$100 / シート
Enterprise (usage-based)$20
Enterprise (seat-based Premium)$200

claude -p ユーザーへの影響

CI/CD パイプラインや GitHub Actions で claude -p を使っている場合、この利用はすべて Agent SDK クレジットから消費される。現在の利用量と月額クレジット(Pro なら $20)を照らし合わせて、超過するようなら今のうちに Extra Usage の有効化か上位プランへの移行を検討しておくこと。

ちなみに効率の悪い(プロンプトキャッシュを使っていない)サードパーティツールは Anthropic の公式ツールより速くクレジットを消費する。これが今回の変更の背景にある技術的な理由だ。

参考:


2. 5月15日(金)— Anthropic が全プランのカウンターを一括リセット

5月15日 14:47(日本時間 21:47 頃)、@ClaudeDevs アカウントが

“Happy Friday! We’ve reset everyone’s 5-hour and weekly rate limits”

と投稿し、Pro・Max・Team・Enterprise の全プランに対してカウンターをリセットした。

なぜリセット?

5月13日に週間上限を +50% 引き上げた直後だったため、すでに使い切っていたユーザーに不公平感があった。新しい上限を即座に全員が享受できるようにするための特別措置。通常の月曜リセットとは別に実施された。

注:このリセットは一時的な恩恵。毎週起こるわけではない。現在の週間上限は 7月13日 18:00 PDT まで +50% のまま維持される予定。

参考:


3. 週間制限 +50% 後に見直したいトークン節約術5選

レートリミットが増えた今こそ「使い方の見直し」が効く。枠が増えてもムダ遣いは変わらないので、消費効率を上げる実務テクニックをまとめた。

/compact でコンテキストを定期リセット

会話が長くなるほど、同じタスクに対するトークン消費が膨らむ。Claude はすべての会話履歴を毎ターン再処理するため、15〜20 ターン以上続いたセッションは /compact で要約してから続けるのが得策。

/compact

コンテキストが要約されて軽くなり、同じ質の応答でも消費トークンが大幅に減る。

② タスクが変わったら新しいセッションを開く

「ちょっとだけ別の質問」をするためだけに長い会話を続けない。前のコンテキストが不要なら迷わず新セッション。フロントエンドのリファクタを頼んでいたセッションでインフラの設定を聞いても意味がない。

.claudeignore で不要なファイルを除外する

Claude Code は実行時にプロジェクト内のファイルを読むが、ビルド成果物・依存ライブラリ・ログファイルなどは通常不要だ。プロジェクトルートに .claudeignore を置くと自動的に除外される。

# .claudeignore の例
node_modules/
dist/
.next/
*.log
coverage/

④ スキルと CLAUDE.md で「同じ説明」を毎回しない

よく頼む作業(PR の書き方、コードレビューの観点、デプロイ手順など)は一度スキルや CLAUDE.md に書いてしまう。毎回説明するトークンが消える。

# スキルは ~/.claude/skills/ に .md ファイルで置くだけ
~/.claude/skills/create-pr.md

⑤ モデルを目的別に使い分ける

Claude Code の /model コマンドでモデルを変更できる。

モデル向いているタスク
Haiku 4.5単純なファイル変換、コメント生成、定型作業
Sonnet 4.6日常的なコーディング・リファクタ(バランス型)
Opus 4.7複雑な設計、大規模リファクタ、アーキテクチャ判断

「すべて Opus でやる」のは fast mode が有効でない限り週間上限の最速消費路線。Haiku/Sonnet に任せられるタスクを仕分けるだけで消費を 40〜60% 削減できるケースもある。

参考:


今日のまとめ

トピック要点
Agent SDK クレジット(6/15施行)claude -p / GitHub Actions / サードパーティツールが別バケツに。Pro $20〜Max $200/月
5/15 レートリセット全プランのカウンターを一括リセット。新しい +50% 上限が即日有効に
トークン節約術/compact・新セッション切替・.claudeignore・スキル化・モデル選択で消費を最適化

Agent SDK クレジットは 6月15日まで約4週間ある。claude -p をヘッドレスで活用しているパイプラインを持つチームは今のうちに使用量を計測しておくと慌てなくて済む。


Sources:


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