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Claude Code 最新情報まとめ(2026-05-14)— v2.1.141・フックでデスクトップ通知・プラグイン数4,200超

今日の記事は v2.1.141 を中心に、直近数日分の細かい改善をまとめる。「フックからデスクトップ通知を送れるようになった」という変化が実用上いちばん大きい。


1. terminalSequence — フックからターミナル制御シーケンスを送れるように(v2.1.141)

何が変わったか

フックの JSON 出力に terminalSequence フィールドが追加された。ここに ANSI エスケープシーケンスを入れると、制御端末がないバックグラウンド実行環境でもウィンドウタイトル変更・ベル音・デスクトップ通知を発火できる。

// StopHook の返却値の例
{
  "terminalSequence": "\033]9;Claude の作業が完了しました\007",
  "continue": true
}

実用シナリオ

Claude が長時間タスクを完了したとき、ターミナルを開いたままにしなくても通知が届く。

# ~/.claude/hooks/stop-notify.sh(macOS の例)
#!/bin/bash
INPUT=$(cat)
MESSAGE=$(echo "$INPUT" | jq -r '.message // "タスク完了"')

# iTerm2 / Ghostty は \033]9; ... \007 でデスクトップ通知を発火
printf '{"terminalSequence": "\033]9;%s\007"}' "$MESSAGE"

macOS では BurntToast / terminal-notifier を組み合わせる方法が今でも使えるが、terminalSequence なら外部ツールなしにターミナルエミュレーター側に通知を委ねられる。

同時追加:CLAUDE_CODE_PLUGIN_PREFER_HTTPS

# SSH キーが設定されていない CI 環境などで有効
export CLAUDE_CODE_PLUGIN_PREFER_HTTPS=1

GitHub からプラグインをクローンするとき SSH ではなく HTTPS を使うよう強制できる環境変数。SSH 鍵なしの CI・コンテナ環境でプラグインのインストールが失敗する問題を回避できる。

参考: Release v2.1.141 · anthropics/claude-code


2. フックが effort.level を受け取れるようになった(5/7 追加)

背景

/model コマンドや Shift+Tab でセッション途中に effort レベルを変えると、起動時に設定した CLAUDE_EFFORT 環境変数と実際の値がズレていた。

新しいフィールド

// すべてのフックが受け取る JSON に effort フィールドが追加
{
  "effort": {
    "level": "high",
    "display_name": "High"
  },
  "model": "claude-opus-4-7",
  "session_id": "...",
  ...
}

Bash ツールのコマンド内でも $CLAUDE_EFFORT 環境変数として参照できる。

活用例:statusLine フックにエフォートレベルを表示

#!/usr/bin/env python3
import json, sys

data = json.load(sys.stdin)
model = data.get("model", "")
effort = data.get("effort", {}).get("level", "")
cost = data.get("session_cost_usd", 0)

label = f"{model} [{effort}] ${cost:.4f}"
print(json.dumps({"statusLine": label}))

これを StatusLine フックに設定すると、IDE や tmux のステータスバーに現在の effort レベルとコストがリアルタイムで表示される。

参考: Changelog - Claude Code Docs


3. worktree.baseRef — ワークツリーの起点を選べるように(v2.1.141)

設定値

// .claude/settings.json
{
  "worktree": {
    "baseRef": "head"   // "fresh"(デフォルト)または "head"
  }
}
意味
fresh(デフォルト)origin/<default-branch> を起点にワークツリーを作る
headローカルの HEAD(コミット済み・プッシュ前のコミットを含む)を起点にする

なぜこれが要った?

v2.1.128 で EnterWorktree のデフォルトがローカル HEAD に変わっていた。プッシュ前のコミットが意図せずワークツリーに引き継がれてしまうケースがあったため、今回のリリースでデフォルトを origin/<default-branch> に戻した。以前の挙動(HEAD から分岐)を維持したい場合は "head" を明示する。

参考: Releases · anthropics/claude-code


4. claude agents --cwd <path> — ディレクトリを絞り込んでセッション一覧を見る

Agent View(Research Preview)の操作性改善。

# ~/projects/my-app に関係するエージェントだけ表示
claude agents --cwd ~/projects/my-app

複数プロジェクトを並走させているとき、全セッションが混在した一覧から目的のプロジェクトのセッションだけをフィルタできる。--cwd を指定しないと全セッションが対象になる従来の挙動は変わらない。


5. ANTHROPIC_WORKSPACE_ID — ワークロード ID フェデレーションをワークスペース単位でスコープ

export ANTHROPIC_WORKSPACE_ID="ws_01xxxxxxxxxxxx"

ワークロード ID フェデレーション(サービスアカウントや CI からキーレスで Anthropic API を呼ぶ仕組み)を使っている場合、フェデレーションルールが複数ワークスペースをカバーするときにトークンをどのワークスペースにスコープするか指定できる。エンタープライズ・大規模チームでの運用管理に効く設定。


6. プラグインマーケットプレイス、スキル数4,200超に

2026年5月14日時点での数字:

カテゴリ
スキル4,200+
MCP サーバー770+
マーケットプレイス2,500+

Claude Code の公式マーケット(claude-plugins-official)は Claude Code 起動時に自動で利用可能になる。

# ブラウズ方法
/plugin   # → Discover タブ
/skills   # → フィルタ検索(今週から検索ボックスつき)

参考: Discover and install prebuilt plugins - Claude Code Docs


今日のまとめ

トピックバージョン要点
terminalSequencev2.1.141フックからデスクトップ通知・ウィンドウタイトル変更が可能に
CLAUDE_CODE_PLUGIN_PREFER_HTTPSv2.1.141SSH なし環境でもプラグインをクローン可能
effort.level フック連携5/7 追加フック JSON で現在の effort レベルを取得可能
worktree.baseRefv2.1.141ワークツリー起点を fresh / head から選択可能
claude agents —cwdv2.1.141ディレクトリ単位でエージェント一覧をフィルタ
ANTHROPIC_WORKSPACE_IDv2.1.141フェデレーショントークンをワークスペースにスコープ
プラグイン数4,200+ スキル、770+ MCP サーバー(5/14 時点)

v2.1.141 は単体の大機能より運用品質の底上げ系が多い。長時間エージェントを回している人には terminalSequence による通知が一番刺さるアップデートだと思う。


Sources:


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