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Claude Code 最新情報まとめ(2026-03-31)— v2.1.88・Auto Mode・Mac でのコンピューター操作

ソースコード流出の話題で持ちきりの今日だが(別記事参照)、今週のClaude Codeはプロダクトとしても大きな前進を見せた週だった。v2.1.86〜88の3リリース、Auto Mode、Computer Use on Mac、Cloud Auto-Fix——それぞれ実務への影響が大きいものを中心にまとめる。


1. v2.1.88 — 今月最大の41変更リリース(2026-03-30)

GitHub Releases によると、v2.1.88 は今月最も変更量の多いリリース。主要な追加・修正を抜粋する。

新環境変数・フラグ

CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1 ターミナルのちらつきを抑えるアルタースクリーンレンダリングを有効化。vim や htop のようにターミナルのバッファを使う描画方式に切り替わる。VS Code 統合ターミナル・tmux・iTerm2 で特に効果的。

export CLAUDE_CODE_NO_FLICKER=1

CLAUDE_CODE_SUBPROCESS_ENV_SCRUB=1 サブプロセスの環境変数から Anthropic と各クラウドプロバイダーの認証情報を取り除く。エージェントがシェルコマンドを実行するときのクレデンシャル漏洩リスクを軽減できる。

CLAUDE_CODE_DISABLE_CRON セッション途中でスケジュールされたcronジョブを止める環境変数。

新ホック:PermissionDenied

Auto Mode(後述)が操作を拒否したとき、その後処理を自分でハンドリングできるようになった。

// .claude/settings.json
{
  "hooks": {
    "PermissionDenied": [
      {
        "command": "echo '{\"retry\": true}'"
      }
    ]
  }
}

{retry: true} を返すとモデルに「リトライしてよい」と伝えられる。

/plan コマンドの改善

/plan fix the auth bug

説明を引数として渡せるようになった。プラン作成と同時に作業を開始できる。

その他の注目修正

v2.1.86(2026-03-27)の注目点


2. Auto Mode — モデルが自分で権限を判断する(2026-03-24)

SiliconANGLE が報じた通り、Claude Code に Auto Mode が追加された。

これまではツール呼び出しのたびに「承認しますか?」と聞いてくる設定が主流だったが、Auto Mode ではAIによる権限分類器がバックグラウンドで動き、安全な操作は自動で通過、危険な操作はブロックする。

# Auto Modeで起動
claude --auto

エージェントを長時間走らせるユースケース(夜間バッチ処理など)で有効。ただし全自動ゆえに意図しない操作が走るリスクもあるため、最初はサンドボックスで試したほうがよい。


3. Computer Use on Mac — ClaudeがMacを直接操作(2026-03-23〜24)

claude.com/blog によると、Claudeがあなたの Mac デスクトップを操作できるようになった(研究プレビュー、Pro/Max向け)。

注意点:

Windows版は後日提供予定。


4. Cloud Auto-Fix — PR のその後もClaudeが面倒を見る

Web・モバイルセッションが PR をフォローし続け、CIの失敗修正や PR コメントへの対応をクラウド上で自動実行する機能が追加された。

自分でCIを見張らなくても、気づいたときには対応済みの PR が手元に届いている——というワークフローが実現する。Claude Code の役割がコード生成から「PR ライフサイクル全体の管理」に拡張されつつある。


5. SDK アップデート(v2.1.87, 2026-03-29)

SDK を使ったエージェント開発をしているなら、getContextUsage() は特に有用。どのカテゴリがトークンを食っているか把握してコスト管理できる。


今週のまとめ

リリース日付ハイライト
v2.1.863/27セッションIDヘッダー、VCS除外、Read最適化
v2.1.873/29SDK getContextUsage() 追加
v2.1.883/3041変更・NO_FLICKERPermissionDeniedフック
Auto Mode3/24AI分類器による自律的権限管理
Computer Use on Mac3/23〜ClaudeがMacデスクトップを直接操作
Cloud Auto-Fix3月末PRのCI失敗・コメント対応を自動化

大型機能が週をまたいで立て続けにリリースされており、Claude Code がただのコーディングアシスタントから本格的な「自律エージェント」へ変化するスピードが加速している。

参考ソース:


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